海上自衛隊編

摘要

令和3(2021)年度予算で新たに建造が認められた艦艇は、3,900t型護衛艦2隻、3,000t型潜水艦1隻の計3隻。また、「あぶくま」型、「こんごう」型、「むらさめ」型各護衛艦、「おやしお」型、「そうりゅう」型各潜水艦、「ひびき」型音響測定艦、「あすか」型試験艦、「おおすみ」型輸送艦の艦齢延伸、「あさひ」型護衛艦の能力向上、「たかなみ」型護衛艦の短SAMシステム能力向上と対潜システム近代化改修、艦艇搭載戦闘システム電子計算機等の更新、護衛艦CIWS(高性能20mm機関砲)と潜水艦戦闘システムの近代化改修、短SAMシステム3型等の計算機能力の向上、「おおすみ」型輸送艦の能力向上が盛り込まれた。以下、海上自衛隊艦艇について大まかにその変遷を取り上げる。