出光、北部北海で試掘に成功鉱区PL373Sのヨーバナ構造で

摘要

出光興産は8月11日、ノルウェー領北部北海の探鉱鉱区で試掘に成功したと発表した。 同社の全額出資子会社出光オイルアンドガス開発50.5％、大阪ガスサミットリソーシズ49.5％出資の出光スノーレ石油開発がノルウェー現地法人の出光ペトロリアムノルゲを通じて25％の権益を保有する探鉱鉱区PL373Sの「Jordbaer（ヨーバー）」構造で試掘した結果、油の集積を発見したもの。 試掘に成功した構造は、すでに生産しているスノーレ油田の北東約40kmに位置し、水深410m、海面下の深度約3,900mに広がっている。試掘井は産出テストで油を確認しており、今後は埋蔵量の評価·検討を実施する計画である。 この鉱区の権益は2005年度の年次公開入札で取得、権益比率は出光ペトロリアムノルゲ（lPN）25％、ブリティッシュガス（BG Norge）45％、リーバス（Revus）20％、アールダブリューイー·ディーイーエー（RWE－Dea）10％。 鉱区面積は約330㎞2である。 オペレーターはブリティッシュガス。