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KEEPing Anti-Cancer Therapy and Anti-Coagulation Therapy (KEEP-ACT2)の概念

机译:保持抗癌治疗和抗凝治疗therapy (keep-act2)的概念

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摘要

肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017年改訂版)が発表され,その最終頁での「元来,VTE(venous thrombo-embolism)の完全なる予防は不可能である」という文言の通り,出血と凝固のバランスを保つコントロールは腫瘍外科医にとって容易ではなく,時に予期せぬ事象となりうる.肺血栓塞栓症を実際自らの患者で経験していない腫瘍外科医にとっては,あえて出血のリスクを負うことを避ける傾向にあることもうなずける.しかしcancer associated thrombosis(CAT)の認知とともに,2人に1人はがんになる時代,またがんの死因の第2位は血栓症である,血栓症の最大の要因はがんである事実から,この領域への腫瘍外科医のすべき行動はおのずと決まってくる.「経験しないではなく,見ようとしていないだけ」の領域であることを認識したい.当科での食道がん302例の初診時のDダイマーは1.494±0.66μg/mLと上昇していた.またSingle-center randomized control trial として食道切除周術期において,エノキサパリン使用群43例と,フットポンプ群32例で,VTEの発症頻度を検討したところ,深部静脈血栓症をエノキサパリン群で0例(0%),フットポンプ群で7例(21.9%) (p=0.033)で認めた.S-FMC, Dダイマーに関しても,エノキサパリン群で有意に低値に推移した(S-FMC;エノキサパリン群4.30(3.00,5.50),フットポンプ群8.90(7.10,16.95)(p<0.001),Dダイマー;エノキサパリン群5.70(4.10,7.00),フットポンプ群13.60(8.25,22.25)(p<0.001)).今回,KEEP-ACT~2の概念(肝代謝の代表CYP3A4に関する薬物相互作用:杭がん剤と抗凝固薬)にっき報告する.薬物の相当数がCYP代謝を受け,DOAC(Direct Oral Anti Coagulant)のうち,エドキサバンはこの影響を受けにくい(10%未満)とされる.抗がん剤使用中の併用薬としての制吐剤,発熱性好中球減少予防に使用する抗生剤,杭がん剤自体,制酸剤などがこのCYP代謝を受ける.すでにDOAC自体の血中濃度に影響する抗がん剤,ホルモン剤が報告されてい.Keeping ant - cancer therapy and anti-coagulant therapy : KEEP-ACT2,つまりがん治療と抗血栓療法をともに進める,そしてお互いの相互作用のより少ない治療薬で行い,それぞれの薬効を患者に供給するという概念を提唱する.

著录项

  • 来源
    《心臟.》 |2020年第7期|795-799|共5页
  • 作者

    田中善宏; 吉田和弘;

  • 作者单位

    岐阜大学腫瘍外科;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
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