ブルーもグリーンも視野に“クリーン”で目指す燃料アンモニア実用化

摘要

アンモニアは、2014年度から5年間実施された内閣府戦略的イノべーシヨン創造プログラム(SIP)「エネルギーキャリア」における石炭火力試験炉での20%混焼実証や直接燃焼技術の開発等の研究成果によって、初めて燃料としてスポットライトを浴びることとなった。それらの成果の社会実装や技術開発促進を目的に19年4月に設立されたのが、クリーン燃料アンモニア協会(当時、グリーンアンモニアコンソーシアム)である。同協会は、燃料アンモ二アの技術開発のプラットフォームとして産学官のコラボの促進、実用化に向けた政策提言や調査等を行つており、年1月末時点で国内外161の企業·機関が所属している。