2003年上半期マンシヨン市場のまとめと下半期の見通し発表

摘要

2003年上半期の首都圏·近畿圏マンション市場における新規供給戸数は、首都圏で4方135戸、近畿圏で1万5,271戸の供給にとどまった。 これは、2002年秋以降増加傾向にあった在庫販売に注力するためもあって、新規供給が抑制されたためである。 一方販売面をみると、新規供給が抑制されたこと、売れる戸数を供給する傾向がみられたことなどもあって、2003年上半期の初月販売率は首都圏で78.3％、近畿圏で70.1％と70％台を維持した。 今月号のレポートでは、2003年上半期のマンション市場を総括し、下半期の市況を考えた。