保水性舗装で冷却効果--ヒートアイランド現象抑止

摘要

川崎製鉄と鹿島道路は、共同開発じた透·排水機能のある保水性舗装技術を使って、千葉市発注の千葉駅前バスレーン舗装などで、同舗装技術のヒートアイランド抑制効果を確認しました。 両社が共同開発したのは、「鉄鋼スラグを主原料とした、透·排水機能をもちかつヒートアイランド現象を抑止する、従来にない新しい舗装技術」です。 実際に温度測定したのは、7月下旬の晴天日で、降雨量を5mm相当として午前10時から1時間散水した後に路面温度を測定した結果、通常のアスファルト舗装と比べると最大15°Cの温度差が生じ、路上50cmの気温も約2°C低下しました。 試験施工から1年が経過した川鉄の千葉製鉄所内でも同様の冷却効果を確認しております。