電力コンポーネント事業のグローバル展開について

摘要

70～80年代にかけて工事込みの変電所案件や電力コンポーネントの輸出を日本の商社と共に東南アジア、中近東、南米ほかに展開してきた。 しかし、その後、韓国勢や現地工事業者の台頭や円高基調もあり、特に工事込み案件他の海外での価格競争が激化した。 87年のタイへの進出を契機に台湾への事業展開を経て国産奨励の中国で94年以降GIS、変成器、コンデンサの事業を展開。 本年も中国に分路リアクトルの会社を設立するなど海外生産への展開が活発になってきた。 ここでは電力コンポーネント事業のグローバル展開について解説する。