仕切大幅引き上げで是正機到来ガソリン末端，採算ラインは120円台

摘要

4月に40ドル台に乗せたあとも，低迷を続けた原油市況だが，9月28日のOPECアルジェリア臨 時給会での減産合意を受け，底割れを免れ上昇に 転じた。当初の増産凍結予想から8年ぶりとなる 減産合意，非公式会合ではなく臨時総会というO PECの本気度が好感され，その後1週間余りで ブレント，WTI，DMEオマーンの順で50ドル台 に到達。ブレントはロシアの協調減産参加報道を受けた10月10日に1年ぶりとなる53ドル台まで上昇したほか，東京ドバイも11日に1年ぶりの50ドル超えとなった。