発泡スチロール再資協が’08年の動向調査発表リサイクル率83.5％に第4次（’10年）目標を上回る

摘要

発泡スチロール再資源化協会（梶原正寿会長＝カネカ執行取締役異）は、このほど発泡スチロール（EPS）の2008年再資源化調査結果を発表した。それによるとEPSのリサイクル率は83.5％で、2010年の第四次リサイクル目標だった75％を上回り、さらには同目標を大幅に達成した前年2007年を2.6ポイントアップするという注目すべき実績が明らかになっている。これは経済不況でEPSの出る量が少なかったとはいえ、EPSが循環型社会と低炭素社会に適応したエコ素材であることを如実に物語るものである。