場所打ち杭の杭頭処理工法：場所打ち杭の杭頭処理が容易にできる工法［杭キャップオーカワ］

摘要

杭の役割は躯体の支持力であり、杭の接合部、即ち杭の基礎部の要の部分の強度が大変重要であるのに従来工法は、余盛部の定着筋に対して損傷を与え強度の確立が保てなかった。又、ブレーカーに依ってはつり取る手作業で、大変な重労働である。騒音·粉塵·職業病等の諸問題を多く、近隣への騒音対策にも頭を抱えていた。環境問題の問われる中、産廃の処理量の多さにも問題があった。イノベーション時代の中で、杭頭処理の工法に関しては、何十年も前と変わっていない作業であった。