伸び盛り！ロボット産業の近未来像：進むヒトとの協働化－10年後の共存社会へ向けた課題と提言

摘要

“第二のロボット元年”。 経産省「ロボット政策研究会」が昨年5月に発表した報告書では、愛知万博での実証実験などサービスロボット実用化へ向けた機運の高まりや、製造現場においてセル·ロボットなどの新しい取り組みが増えていることから、ロボット産業の現状をこう表している。 報告書では、顕在的·潜在的市場ニーズをベースに市場育成へ向けた課題を示すとともに、ヒトとロボットとが共存する10年後の「ネオ·メカトロニクス社会」を展望した。 一部を要約して紹介する。