ハボタン

摘要

ハボタンは、ヨーロッパ原産のキャベツやケールから作出された園芸品種ですが、日本で改良され、現在のような、美しい葉形や色彩になった、日本を代表する園芸植物です。 夏にタネをまき、皿晩秋から色付く葉を観賞する夏まき血青草で、うす霜の降りる頃から色がさえて美しくなり、花の少ない冬の庭を華やかに彩ります。 主に正月飾りに使われ、その地方の好みに改良されてきました。 葉縁にウエーブのない東京丸葉、ウェーブの強い大阪丸葉、細かい縮みのある名古屋縮緬な、どの系統が生まれ、さらに切れ込みの深い葉形をもつ切れ葉系統も加わり、現在の品種に受け継がれています。