2万5千分の1花折断層ストリップマップの出版

摘要

花折断層は，京都市左京区から滋賀県高島郡今津町に至る全長約48kmの活断層です。この断層に沿っては,高野川，安曇川等が直線的な谷地形を形成し,古くから京と若狭を結ぶ交通路として利用されてきました。 その一方で,花折断層は京都市という大都市の市街地を通過する活断層として，地震防災面でも注目されています。 富ㄕ鄱蠈鹰攻去辚氓抓蕙氓住工希ㄕ鄱蠈婴蛐嗉s5kmの範囲の活断層および第四系などの地質の分布を2万5千分の1の縮尺で表示し，活断層と認定する根拠となった露頭や断層変位地形などを記載したものです，サイズはA0版，8色刷りで，これまでに花折断層で実施されたトレンチ調査や物理探査の結果等をまとめた説明書（35頁）が付属しています。 なお，ストリップマップとは，細長い帯状の地図という意味です。