日本信号の事業展開における機能安全認証についての取組み

摘要

日本信号では国際事業拡大のため，当社のCBTC（Communication Based Train Control）であるSPARCS（Simple-Structure and high-Performance ATC by Radio Communication System）を中心として，信号システムの輸出に取り組hでいる．海外の鉄道事業者に信号システムを納入するとき，多くの場合にRAMS規格適合認証書を要求される．当社製品をRAMS規格に適合させるために，現在，社内規程の改定に取り組hでいる．本稿では当社のRAMS規格適合の取組と，第三者認証機関の評価経験から感じたことについて述べる．