SGSが生,消協同による畜産クラスタ一事業のカギに鳥取県畜産農協の挑戦とその成果(下）

摘要

前号に引き続き鳥取県畜産農協（鎌谷一也組合長）の飼料イネ,飼料米の取り組みを 紹介する。同農協は新たな挑戦として、酪農,畜産生産関係者組織にとどまらず、 生協などの消費者,組織が共に参画する畜産クラスター事業に着手している。（筆者）鳥取県東部地域畜産クラスター計画は、O飼料イネ'飼料米'もみ米サイレージ（SGS =ソフトグレインサイレージ）など自給飼料 生産の取り組みによる耕畜連携の確立@そによる持続可能な農業,畜産業の展開@大 山乳業農協による生協との協同組合間提携 の牛乳産直、鳥取県畜産農協による生協と の食肉産直.地産地消そこでつくりださ れる生産者,消費者交流、都市農村交流一 を内容とする。これらによって、大手スー パーなど量販店チューンが握る食品流通と は別の、「生産者と消費者が連携した産直と 地産地消を構築。生産者,消費者双方による 食の管理品質,安全の確保できる仕組みづ くり」（鎌谷組合長）を目指す。