時間領域反射法による水中の堆積土砂表面位および電気伝導度の同時計測

摘要

時間領域反射法（TDR）に基づき，水中に設置したプローブのロッド先端から堆積土砂表面までの高さゐ感と水の電気伝導度恥の同時測定法を確立するために，‘omega_w＝0．005～0．103 S m~(-1)の間の4条件で各々の測定精度を調べた．ぬ計測には，プローブに与えたステップパルスの水中部のみの伝播時間hに基づく部分伝播法（PPM），またはロッド全体の伝播時間ちに基づく全伝播法（WPM）を用いた．恥は，評価したh_(sed)とプローブで計測されるロッド周囲の電気伝導度qから求めた．計測したろ由と恥は，WPMよりPPMの方が高い精度を示した．これは，伝播過程でのパルスのエネルギー損失がちの誤差を拡大したことに加え，ちのぬに対する感度が低いためと考えられる．また，エネルギー損失の理論に基づき毎灯明、計測に適用できるロッドの最大長ム敬を評価した．その結果　日本の一般的な河川水（免〒0．013 S m~(-1)）の場合，L_(max)は約4mであることが明らかになった．