交流超電導電力機器基盤技術研究開発プロジェクトの成果の概要―超電導電力応用機器の開発成果―

摘要

電力自由化の進展に伴い、電力系統に中小規模分散電源の導入が進むことで、系統の短絡電流の増大や系統安定度の低下などの悪影響が生じることが懸念されており、この影響を軽減する方策が求められはじめている。 また、気候変動枠組条約·京都議定書（1997年）により合意された温室効果ガスの削減レベル達成のため、エネルギーの利用効率を抜本的に改善し、二酸化炭素排出量抑制に寄与することができる技術の開発を進めなければならない。