自動車用PM軟磁性合金について（PM軟磁性合金の磁気特性と焼結孔の関係）

摘要

講演特集「新世紀の自動車と焼結技術」について，PM軟磁性合金の磁気特性と焼結孔との観点から事例を挙げタ著者らの実験結果をもとに纏めさせて頂いた。 従って，水/ガス噴霧磁性合金粉末が主体でソフトフェライトは割愛し,また紙面の制約から図表や説明を極力省かせで頂いたためタPM軟磁性材料としてのデ匝夕解析材料設計に必ずしも的確でなくタ稚駁な内容となったことをご容赦願いたい臣本文中に触れたようにタPM軟磁性材料の1つの狙いはタ平衡夕非平衡を問わずタ粉末の粒子性を顕在化することにありタ焼結反応の制御技術とそれによるミクロ／マクロな（複合）磁性材料の製造設計にあると思われる。 もとよりタ焼結孔の残存した焼結体自体もヘテロ構造と見徹されうるものでタマイナス効果にだけ拘る理由櫨ない。ただ、ブラス指向にするにはタ粉未または粉兼冶金独白の材料設計と併せタ新しい焼結固化技術，つまりパ匝ツフォ脚マ輌の装置開発が不可欠となる。 いずれにしてもタ新世紀初頭における「電子部品，自動車向け強化」の波に乗りタ敵性材料を含む車載用の機能部品の開発夕需要拡大を期待したい。