エコドライブで3E+S 第11回 エコドライブ実践事例④京成バス

摘要

今回ご訪問した京成バス株式会社は，京成電鉄が成田山への参拝輸送のため立ち上げた鉄道会社のバス部門（昭和5年開始）が前身です。平成15年の分社以降，東京都東部（3営業所），千葉県北西部（7営業所）で，コミュニティバス運行などで営業エリアを拡大しています。現在，保有バス車両数平成28年3月末現在823両，京成電鉄グループ連結子会社も含めれば1，943両と，国内トップテンに入る規模で同社におけるエコドライブの取り組みは，業界に与える影響力からいっても重要です。バス業界は平成12年に貸切バス，平成14年に乗合バスの規制緩和で，これまでの地域独占から自由競争の時代へと突入しました。競争に勝ち抜くため，同社は接客に注力すると同時に安全対策の一環としてエコドライブも強化しています。同社の取り組みについて，檜山雅紀業務部長（写真-1）兼運輸安全推進室長，鈴木健太郎運輸安全推進室長補佐（写真-2）にお話をお伺いしました。