ハンドジェスチャインタフェース技術

摘要

パソコン(PC)上で手の形状や動作（以下，ハンドジェスチャと記す）を認識し機器を制御するには，高性能な画像認識を実現する高度なアルゴリズムと，ユーザーにストレスを与えない高速処理技術が必要である。 東芝は，これまでのキーボードやマウス，リモコンとは異なり，カメラと画像認識技術を応用してデバイスフリーで操作できる，ハンドジェスチャインタフェース技術を開発した。 当社独自のハンドジェスチャ認識アルゴリズムを最適化し，メディアストリーミング処理プロセッサSpursEngineとホストプロセッサの協調処理を行うことで，PCの操作性を確保したまま快適な応答性を実現する新しいヒューマンインタフェースを提供できる。