東芝が考えるスマートな水と環境のソリューション

摘要

2011年3月11日の東日本大震災以降，太陽光，風力，バイオマスなど再生可能エネルギーの活用に期待が高まっている。一方，従来からの世界規模の問題として，水不足，エネルギー不足，資源の枯渇，及び地球温暖化が挙げられる。これらの問題は，社会インフラ全体の問題として相互に関連しているとともに，地域，環境，文化の多様性に応じた様々な課題があり，それらに持続的に応えられるソリューションが求められている。東芝は，多様な課題に応えるために，省コスト，省資源，及びリスク低減という視点でICT（情報通信技術）や水処理装置を駆使した運用制御技術を中心に，スマートな水と環境のソリューションを提供していく。