メーカーで異なる自動車のブランド連想－自由回答をテキストマイニングで分析

摘要

現在、日本の乗用車市場は保有の母体となる人口の減少と高齢化、一方でハイブリッド車やEV（電気自動車）の展開などにより、大きな「転換点」を迎えている。このようななか、トヨタ自動車系シンクタンクの現代文化研究所では、主要な自動車メーカーに対する消費者のブランド意識とその変化を明らかにするため、数年に1度、多角的な設問を含む「自動車ブランド調査」を行ってきた。ここではトヨタ、日産、ホンダの各ブランドに対する印象の特徴を、自由回答のテキストマイニングなどに基づいて明らかにする。