横浜ゴム、ブラジルに現地法人を設立

摘要

横浜ゴムは、今年4月、ブラジルのサンパウロに現地法人ヨコハマラバー·ラテンアメリカを設立し、5月からタイヤ販売拡大に向けた販路開拓などのマーケテイング活動を強化した。 資本金は約110万ブラジルレアル（約60万USドル）で、横浜ゴムとヨコハマ·ヨーロッパが出資した。 近年、横浜ゴムはブラジル、アルゼンチン、チリなど中南米市場でのタイヤ販売活動を強化しており、2007年の同市場でのタイヤ販売量は5年前に比べ4倍近い伸びとなっている。 今後さらに販売拡大を図るとともに、横浜ゴムが得意とする高性能乗用車用タイヤを中心としたマーケテイング活動を強化するためには、中南米最大の市場であるブラジルに拠点を設立する必要があると判断した。 新会社設立に伴いパナマ出張所は閉鎖する。