一般演題 人工心臓（2）

摘要

このセッションは人工心臓のエンジニアリング的側面の演題を6テーマ集めたもので，以下に内容と質疑に関して概説する。 （2）－2－26「数値解析による小型拍動流ポンプハウジングの応力解析」と題して，苫小牧工業高等専門学校，北海道東海大学工学部，北海道大学大学院生体システムの共同研究成果を見藤歩氏が発表を行った。 対象とする血液ポンプは北大グループが開発中の体内埋込型拍動補助人工心臓であり，直径94mm，幅60mm，肉厚2mmのエポキシ樹脂製のハウジングが収縮，拡張時の駆動に十分耐えうるものなのか，を解析したものである。