メカニカルアロイングおよびメカノケミカル反応等の技術の発展に寄与するコンバージミル

摘要

近年，粉砕装置内で異種粉体同士を反応させて新材料を合成したり（メカノケミカル（MC）合成），有害物質の無害化を図ったり（メカノケミカル（MC）処理），互いに反応しにくい非固溶の物質，あるいは蒸気圧や融点が大きく異なるなどのために溶製法（異種金属を溶解して合金を造る従来の方法）では製造出来ない合金などを製造する技術（メカニカルアロイング（MA））が急速に進展している。 また，最近では繊維状有機物質を微粉砕しその後の成分分解を容易にしてバイオ燃料や機能性食品などへ応用するなど新しい分野への研究も進hできている。 このような新しい分野の研究成果を実用化させていくためには常に装置技術と連動して開発することが必要である。