映像情報関連機器·システム

摘要

最近の監視用途での大画面表示装置として，DMD素子を応用したDLP方式マルチプロジェクタの採用が増加している。 当社は,1997年度からSVGA，XGA対応の製品シリーズを市場投入してきており，'99年10月には最新型SXGA製品の開発を完了し，初号機を納入した。 納入システムは,単面70型3段6列18面構成のマルチ大画面で，世界初のSXGA（1，280X1，024ドット）フル対応DLPプロジェクタと双方向大画面制御システムとの組み合わせにより，大画面を複数の操作員が協調して作業できる巨大な解像度を持つ操作画面として扱えることにより，従来の"全員で確認する掲示板"的な運用形態を刷新する新しい通信系監視システムとして，今後の展開が期待されている。