群馬大学向け粒子線治療装置（小型炭素線機）

摘要

群馬大学向け炭素線専用の重粒子線照射装置は厚生労働省の薬事承認を2010年3月9日に取得した。同年3月16日から治療を開始し，5月末で12名の治療を終え，現在，順調に稼働している。群馬大学では放医研の小型化研究開発に基づき，重粒子線医学利用による高度ながh治療の実現と全国普及を図るため重粒子線医学に関する国際的教育·研究·診療拠点の形成を目指している。