国内ビール事業の構造改革へ、新生キリン活動開始1998年度ビール事業方針

摘要

97年のビール市場は、夏場の天候不順、景気の低迷による消費マインドの低下などにより、前年に比べ約2％のマイナスになった模様。 一方で発泡酒は「手ごろな価格のアルコール飲料」として特に景気の停滞感、金融不安がはっきりと表れた9月以降大きく伸び年間では前年に比べ約52％のプラスになった模様。 　 キリンビール（株）ではラガー、一番搾りともに、発泡酒の影響など市場の変化を受け年間約291万kJと前年に比べ約10％のマイナスになった。