脳波計等を用いた北方系植物のリラクセーション作用の評価

摘要

植物は自然生態系の中で、まわりの生物と化学物質（プラント、エコケミカルズやアレロパシー物質など）を通じてコミュニケーションを行っている。 例えば、ミツバチが誘引されるバラのグラニオール等の香り成分や、抗菌活性を持ちタマネギなどから揮発する辛味成分のチオスルフィネート、そして森林浴などで知られているテルペン系の化合物などがそのような作用を持つ化学物質の例である。