21世妃に対応し産望宮代型土地利用政策－豊かな自然に囲まれた生活を楽しむためのまちづくり－

摘要

21世紀の　 「都市政策」、「農業政策」、それぞれの観点から土地利用政策を考えた場合、共通する要素として、「環境」が一つのキーワードになると考えている。 「都市計画」、「農業振興」といったように、一方の側面からアプローチするのではなく、「環境」という言葉を媒介することにより、目指すへき方向性が明確になってくると思われる。 特に、宮代町のような都市近郊の自治体では、都市環境＝農業環境であり、これらが一体となって総合的な土地利用政策が遂行できると考えている。 いずれにしても、市町村は総合行政を行う最も身近な政府として、総合的な土地利用のビジョンを明確にし、生活環境の向上のため、都市と農村が互いに連携、調和する考え方と手法を提示することが求められてくるのではないか。