子どもに胸を張って，自分の生き方を見せたい 一子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク一

摘要

昨年起こった原発事故によって，福島県は今大きな決 断を迫られていると言わなければなりませh。それは， 放射能汚染によつて今後何世代にも渡つて影響の出る可 能性のあることだからです。しかも厄介なことに確率の 問題ですし，因果関係を証明することが難しいことです。とにかく風景が全く変わっていないこの福島で，「基 準値以上のところは住hではいけない，作物も作っては いけない。基準値以下なら住hでもいいし，作物も作つ ていい」と言われても普通納得できないのです。この世で一番大切なものは「いのち」。その「いのち」を， 守り，繋いでいくために必要なものは，「水」「空気」「大 地」「食べ物」。私は自分で最終判断するときには「直感」 「五感」「想像力」をフル稼働することにしています。チ エルノブイリ事故後，「福島原発がもし事故を起こしたら，山形に避難させる」と決めていたので,迷わずに3 月13日の朝，福島に住む4人の子ども全員を友人宅に 避難させました。