菜性、芽性、枝順まで変わった！

摘要

楓に限ることではありませhが、樹を作っていく上で、性の問題はどこまでもついてまわるものです。 同じ3年、5年、10年と樹づくりを進めても、性が悪ければ、結果その年月を無駄にしてしまうこともあるのです。 真相の衣替えなどは、今や当然の如く行なわれており、正直市民権も確立されています。 楓や山もみじも、呼び接ぎなどはポピュラーな技術として定着しています。 しかし衣替えとなると、まだまだ少ないのではないでしょうか。 多少、性が悪くてもガマンされて、その性なりの成果に満足されているのではないでしょうか。そこで今回紹介するのが、葉が大きく芽の粗い性の楓の幹号を活かして、小葉性で芽性の良い別素材の枝を接いで変身させ、将来性を導き出した実例とその技法の手順なのです。 是非参考にしてチャレンジしてみて下さい。