イネ品種'あきだわら'の準同質遺伝子系統におけるアミロース含有率に対する'おぼろづき'由来の低アミロースァリルれム7の効果とその登熟温度応答性

摘要

【背景および目的】近年，北海道産米の良食味化が顕著であり極良食味品種'おぼろづ き'，'ゆめびり力、'は注目を集めている.両品種は『x座に'札系96118'に由来する低 アミロー スァリル^;"を持ち，両品種の食味評価上での粘りの強さなどの主因と考えら れている.これらの品種ではアミロース含有 率力s'登熟期の気温の影響を受けやすいといわ れている.本研究では，温暖地におけるWx" の利用の可能性を探るためイネ品種'あきだ わら'を背景とした準同質遺伝子系統（NIL) ^ sBBS (simplified Biotron Breeding System) により作出し，温暖地におけるアミロース含 有率の低下効果およびその温度反応特性につ いて調査した.