ィネ雑種弱勢原因遺伝子^vc7-7の原因SNPによるHWC1タンパク質間親和性の低下

摘要

ペルーの品種Jamaicaと多くの温帯ジャポニ力品種との間に見られる雑種弱勢 は，LEUNIG相同遺伝子をコードするHWC! の対立遺伝子Hwcl-!と，NB-LRR遺伝子を コードする服C2の対立遺伝子//wc2-/のェ ビスタティクな相互作用によって生じる。 HWC1はコリプレッサーとして知られる Groucho/Tupl遺伝子ファミリ一に属し /zwc/-2cDNAの一過性発現は35S::mV6misの 発現を抑制する効果がある。ところ力、 /?wc/-2cDNAとは1塩基でのみ異なる Hwcl-1 cDNAは35Sプロモータ一発現抑制 効果が低く ， hwcJ-2 cDNAと共に発現させた 場合，35Sプロモーターによる蛍光の抑制効 果を打ち消す。一方，これまで酵母ッ一ハイ ブリッド法（Y2H)によりHWC1タンパク質 が二量体以上のタンパク質複合体を形成する 可能性を支持する結果が得られている（沖山 ら第122回講演会)。今回は，HWC1夕ンパク 質同士の親和力をY2Hにより調査し， Hwcl-1による雑種弱勢の誘導機構について 考察した。