市販びh詰飲料水のミネラル含有量の差：健康と疾病との関連

摘要

北米では，過去10年間にびh詰飲料水の利用が一般的になり，今や5世帯に1世帯は利用している。米国での1人当たりのびh詰飲料水の年間消費量は，1991年には8ガロン（30．3L）未満であったが，1996年には12．7ガロン（48．2L）へと増加した。 地域的には西海岸が多く，20ガロン（75．8L）以上も増加している。 北米の食事ではびh詰飲料水が重要な位置を占めると考えられ始めたので，びh詰飲料水の健康に及ぼす影響についての評価が必要となっている。市販のびh詰飲料水（以下，市販水とする）中の主要ミネラル類（マグネシウム，ナトリウム，カルシウム）含有量をまとめ，健康に対する有益効果と有害効果を示し，市販水選択時の情報を提供するために本研究が行われた。