研究生活の初めと終わり

摘要

今回の磁気研究ょもやま話は，高周波機能性?軟磁性材料分野を牽引されてこられた島田寛先生 から，アモルフアス軟磁性薄膜を世界に先駆けて発見?開発されたご経緯や，ご定年後も高透磁率ア モルフアス微粒子材料のご研究を続けてこられた半生にっいてご執筆いただきました．東北大学科学 計測研究所時代に独創的なアイデイアで多くの実験装置を自作され，自らの手で繰り返し実験された 中から見いだされた数多くの材料の中でも，特にCo-Zr-Nbアモルフアス軟磁性薄膜は，発見から25 年を経て，さまざまな問題がクリアされ，高密度垂直磁気記録媒体の裏打ち材料として実用化されて います．どなたにも真陸で温厚なお人柄で知られる島田先生らしい語り口で綴られたお話に，読者会 員の皆様も自然と引き込まれていくのではないでしょうか．読み終わった後に，これまでの自分自身 のあり方や，そしてこれからをいかにすごしていくのかにっいて考えてみたくなる．そhな素敵な エッセイです．是非ご覧ください．