男女共同参画の推進に向けて

摘要

二一世紀にふさわしい活力ある経済社会を実現するためには、女性と男性が共に社会に貢献することができる男女共同参画社会の構築が強く求められています。 農林水産省では、男女共同参画社会の実現を、現下の最重要課題として位置づけ、真に実のあるものとしていくための施策を実行に移しております。 特に、農山漁村の女性は、子育てや介護などと共に、農業就業入口の約六割を占めるなど、農水林産業や地域社会の重要な担い手となっています。 しかしながら、経営における位置付けが明確でなく、また社会参画も充分ではない状況にあります。 農林水産業、農山漁村における男女共同参画の実現なくして、小泉内閣が推進する地方の個性ある活性化はあり得ません。