オーガニックのイメージを活かした容器包装デザインのポイント

摘要

近年のファッション傾向として，人工美の反発もあるのか，自然賛美，野生回帰への影響も大いに加味し，“ボタニカル·オーガニック”の意志傾向にあることが容易に理解できる。1960年代後半以降に若者たちに共感を与えた“ヒッピー族”。初めて耳にする方も多いであろうが，自由で体を締め付けずに民族を意識したものが心地良いと若者の間で大流行し，私自身もゆるい，楽しいスタイルをしていた。今日また同じようなその匂い·空気を感じている。その昔，母は，米糠や自宅で植えたヘチマでポタポタ落ちるヘチマ水を採取し，きゆうり，レモンの輪切りのパックをしていたことを思い出す。