エチレン換算輸出入、10月輸出は2カ月連続減～国内出荷優先で

摘要

経済産業省化学課がまとめた10月のエチレン換算輸出入実績によると、輸出は前年同月比13.3％減の16万800トンと2カ月連続で前年実績を大きく下回った。 －山部誘導品においてメーカーが好調な国内出荷を優先して輸出を絞ったとみられる。 輸入も19．1％減の3万4，800トン、出超幅（ネット輸出）は11．5％減の12万6，000トンといずれも2カ月連続でマイナスとなった。 なお生エチレンの生産は定修日数の差による供給能力減少で0．6％減の62万5，800トンと2カ月連続でマイナスとなったが、内需（生産－ネット輸出）は2．5％増の49万9，800トンと2カ月ぶりに前年を上回った。