ビーズ法EPS、2003年出荷は2.1％減の18.7万t～6年連続減少

摘要

発渦スチレン工業会がまとめたビーズ法EPS（発泡ポリスチレン）の2003年（暦年）出荷は前年比2.1％減の18万7,484トンと6年連続で前年実績を下回った。 用途別にみると、全体の約5割を占める魚箱など水産関連が0.5％増の9万6,721トンとゎずかながら4年連続で増加したほか、建材ブロック関連や農業関連が増加した反面、成型品や家電梱包材が減少した。 なかでも家電梱包材はユーザーの海外生産移転や段ボールへの代替により6年連続で減少したうえ、減少幅が10.9％と目立った。