旭硝子·化学品事業、前12月期営業利益26．7％増～クロアリ好調

摘要

AGC旭硝子の2015年12月期連結決算は、化学品事業の営業利益が26．7％増の305億円、売上高が0．3％増の3，156億円となった。化学品事業売上高の内訳は、クロールアルカリ·ウレタンが2，025億円、フッ素·スペシャリティが1，255億円（消去マイナス95億円）。化学品事業は2015年、国内外のクロールアルカリで数量増や円安、エチレンコスト低減によるスプレッド改善が効いたことに加え、フッ素関連製品での出荷が増加し、第4四半期（10－12月期）の営業利益が110億円で四半期として過去最高となるなど、好調に推移した。