2004年上半期のプラスチック国内市場2年連続の生産量増加―前年同期比原材料生産量3.4％増，製品生産量1.5％増―

摘要

熱硬化性樹脂については，ユリア樹脂が前年同期比17.3％減少した以外はフェノール樹脂11.6％増，エポキシ樹脂10.2％増をはじめとして，他の樹脂はすべて増加した。 その結果，63万3,000トン前年同期比3.2％増となった。 熱可塑性樹脂については，生産量の多いポリエチレン，ポリプロピレンが，前年同期比それぞれ3.7％，4.7％増加し，メタクリル樹脂，ポリエチレンテレフタレートは，2桁パーセントの増加であった。 減少した樹脂としては，ポリスチレン，ポリアミド系樹脂成形材料が目立った。合計では，624万8,000トン3.3％の増加となった。