金型の未来を拓く技術者たち：将来に向けた金型づくりの課題を整理して、加工技術の向上、現場改善に努めたい

摘要

小出製作所は、1963年創業のダイカスト金型メーカー。自動車用エンジン·ミッション部品の金型を主として設計·製作し、1,650t·2,500tマシン用金型を中軸に、350tから国内最大級の4,000tまで対応できることが強みだ。海外拠点は韓国、中国に加えて、近年ではインドに展開し、日系メーカーの現地化や現地メーカーの需要に応えている。そhな同社の国内金型づくりの現場で中核を担っているのが、2014年9月に係長に昇進した、大原幸司さhと久保田訓弘さhだ。「より高品質な金型を短納期でつくる」ことを念頭に日々奮闘する2人の取組みを紹介する。