大洋塩ビ、国内三工場で技術連携、競争力強化PVCの付加価値戦略推進、加工分野で連携も

摘要

大洋塩ビは、国内三工場の技術連携を推進し、生産性の向上や付加価値戦略を一段と強化する方針だ。同社は、四日市（年産三十万t）、大阪（同十六万四千t）、千葉（同十万t）にPVCプラントを保有しているが、これまで技術面に関しては各拠点で独自展開する側面が強かった。ただ、PVCの加工分野では、一般的な汎用品ではなく、高付加価値な特殊品を展開しようとする動きが見られており、同社も三工場の技術連携を強化することで、提案型ビジネスを本格化していく。