SPIに見る最近のStructural Foam成形の応用開発動向[2]

摘要

Structural Foam成形については、前号で紹介したように、いくつかの改良技術が開発されてはいるが、アメリカのThe Society of the Plastics Industry，Inc．（SPI）のAlliance of Plastics Processors（2005年まではStructural Plastics　 Div．）の主催するNew Product Design Competitionに出展される新製品は、そのほとhどが「SAFOM」を含むLow Pressure Structural Foam（LPSF）成形が主力を占めている。 その原因は、「Mucell」にみられるような新技術に対するライセンスフィーなどのコストアップが、Structural Foam成形品の特長であるコストメリットをなくしてしまうことにあると思われる。