産経研、エビ·カニの甲羅で柔軟な断熱材開発

摘要

産業技術総合研究所化学プロセス研究部門階層的構造材科プロセスグループの竹下覚研究員と依田智研究グループ長は、エビやカニの甲羅を原料とする柔軟な断熱材を開発した。キトサンという高分子繊維を使い、網目構造をもつシート状の材料で、体積の97％を空気が占める。折り曲げたりつぶしたりできるため、窓ガラスの断熱材や防振·防音材などへの応用を目指す。