東京工業大学の知·技·志·和第5回　関根光雄研究室 遺伝子診断·治療の最前線を拓く核酸で世界をリード

摘要

「今，RNA合成法開発のルネサンスを迎えている」というのは東京工業大学生命理工学研究科の関根光雄教授。DNAやRNAなどの核酸分子は遺伝子診断や治療などに期待されながら，いまだ臨床の最前線ではほとhど利用されていない。天然の核酸塩基には致命的な欠点があり，生命を左右する診断や治療に利用するにはリスクが大きいからだ。