ユポ·コーポレーション、2006年10月の26年ぶりとなる価格改定に続き、2008年7月1日出荷分より、合成紙「ユポ」の全グレードを10～15％、不採算グレードは20％以上値上げ

摘要

王子製紙系の合成紙製造大手のユボ·コーポレーションは、2008年7月1日出荷分より、合成紙「ユポ」の全グレードを10～15％、不採算グレードは20％以上の価格改定を実施、値上げに踏み切った。 合成紙「ユポ」の主原料であるポリプロピレン樹脂および原燃料高騰によるコストアップなどを理由に2006年10月に26年ぶりとなる価格改定を行った一方、引き続きさまざまな合理化を実施してきたが、価格改定後も原油およびナフサ価格が高騰し続け、ポリプロピレン樹脂価格は、需給逼迫もあり想定以上に上昇している。