3カ月連続のマイナス出荷も0.5％低下で2カ月連続

摘要

経済産業省が発表した8月速報の「鉱工業指数／鉱工業生産．出荷．在庫指数、稼働率．生産能力指数、製造工業生産予測指数」によると、8月の概要は、生産、出荷が低下、在席が上昇、在庫率は低下であった。製造工業生産予測調査によると、9月、10月とも低下を予測している。「生産」．「出荷」．「在庫動向」のポイントをみると、「生産」は、前月比マイナス0.3％の低下と3カ月連続の低下（前年同月比は15.4％の上昇）となり、指数水準は94．5（季節調整済）となった。生産の低下に寄与した業種は、一般機械工業、鉄鋼業、その他工業等であった。品目別にみると、反応用機器、アクティブ型液晶素子（大型）、普通トラックの順に低下に寄与している。8月の生産は、前月比マイナス0.3％の低下となった。また、製造工業生産予測調査によると、9月、10月とも低下を予測している。総じてみれば、生産は横ばい傾向となっており、先行きについては弱含hでいる。