「いつでもどこでも正しい情報」を知りたいという妊婦の思いと,「基本的なことはなるべく自分で学習」してほしいという産婦人科医の願いを結ぶ,婦向けの無料スマホアプリ「妊婦手帳?」が上巿され半年以上が経過した.提携病院はまだ52件と,一部の都府県のみだが,すでに50,000ダウン口一ドを超え,つでももち歩いているスマホを電子マ夕二ティーブックとして活用することが,妊娠可能な年齢の女性に受け入れられている. このアプリは分娩でその役割を終えるが,妊娠中の母親のデ—夕は,まれてきた子にとっては胎内にいるときからの記録でもあり,personal health record (HR)として活用されるべき重要なデ一夕である.このような個人に関する,期間にわたる写真なども含めたさまざまなデ一夕を「口ングデ—夕」と呼び,マホをデバイスとして使用しながら成長発達の記録とともに,さまざまな情報を蓄積していくことを提唱したい.
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